こんにちは、クッキーナッツパパです。
「クッキーナッツパパが
こっそり教える一眼上達三つの秘訣」
の第七回目です。今日は便利なPモードのお話です。
でははじめていきましょう!
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よく、講座を教えている生徒さんからお聞きすることですが、
デジタル一眼を買った時に、まずどうやって撮影したらよいか販売員さんに尋ねると大抵、全自動モードである「緑モード」を勧められるそうです。「緑」にしておけば大丈夫と。
なるほど、初心者にとって適正な明るさ(露出)で撮れてる事が第一条件だとするとそれも良く分かります。
しかし、この「緑モード」、ちょっとくせものなのです。
露出はほぼ正確なのですが、
ちっとも上手に見えないのです。
それに対して、簡単なんだけど、プロも愛用しているモードがあります。
それが「Pモード」です。ではその違いを述べていきます。

「緑」全自動モードと「P」プログラムモードの違い
まずこの表を見てください。

撮影モード

代表的なものをまとめますとこんなところです。
「緑」がほぼカメラが勝手に決めているのに対して
「P」は人間(撮影者)が自由に決定できるんです。
分かりやすい事例としては
暗い室内など撮影する場合、
内蔵しているフラッシュが
「緑」だと勝手にポップアップし光ってしまうのに対して
「P」は地明かりを生かしてフラッシュを発光させないようコントロールできるんです。

さらに
特筆すべきは
露出補正とホワイトバランスが出来ることです。
これは今後の大きなテーマなので後の章に譲ることにします。

というわけで、
カメラマンの意図によって作品が撮れる
「P」モードを中心に進めていきます。

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